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PRODUCT INSTRUCTION

 ORIGINAL GRAIN|オリジナルグレイン 腕時計取扱説明書、お手入れ方法

このたびはORIGINAL GRAIN 腕時計をご購入いただきありがとうございます。正しく安全にお使いいただくため、ご使用前に必ずこの取扱説明書をご一読ください。

● 保護シールについて: 

時計ガラス部分や金属部分(裏ぶた、バンド、中留め)にシールが貼られているときは、ご使用前に必ずはがしてください。シールのすき間に汗や水分が入り込むと、皮膚のかぶれやウッド、金属の腐食の原因となる場合があります。

● バンド調整について: 

お客様ご自身で時計のバンドの長さを調整しないでください。時計が落下したり、調整時にケガをする怖れがあります。バンド調整は、お買い上げ店または、その他時計店/時計修理店(有償)にて行ってください。

● 電池交換について: 

お客様ご自身での電池交換をしないでください。ムーブメントの故障の原因となる場合がありますので、電池交換は時計店/時計修理店(有償)にて行ってください。

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※ 針ズレについて:

● バックラッシュによる針ずれ:

アナログ腕時計の大きなたのしみの一つは、秒針の動きを眺めることです。文字板に刻まれた目盛りを次々と指して、たゆむことなく回っていく秒針は、精密な機械の動きというものを一番身近に味わわせてくれます。

そんな、精密さの象徴のような時計の秒針ですが、時により、場合によっては、目盛りと微妙にズレたところを指したり、ぴたりと止まらずほんの少しぶれた動きをすることがあります。「針ズレ」と呼ばれる現象です。

この現象は、時計が完全に正常に動作していても起こってしまいます。針ズレの原因が、針を動かす歯車をなめらかに回転させるために欠かせないのです。時計の動力を針に伝えているのは、いくつも連なった歯車です。この歯車という機構になくてはならない要素こそが、針ズレの原因となっています。

その要素とは、歯車と歯車の「隙間」です。通常、針を動かしている歯車の、歯と歯がかみ合う部分にわずかな隙間が設けられています。この意図的に設けられている隙間のことを「バックラッシュ」といいます。

このバックラッシュこそが、針の運びに微妙なズレを生み出してしまう原因なのです。そんなズレの元になる隙間などできればなくしてしまいたいものです。しかし、バックラッシュをなくしてしまうとさまざまな不都合なことが起こってしまうのです。

常に一定の速度で駆動力をなめらかに伝えるために、歯車の歯形は、回転の中心から一定の距離にある点で接触するように設計されています。とはいっても、実際の歯車は、設計上の理想的な形の図形ではありません。ですから、もし、バックラッシュがなかったら、二つのかみ合った歯車の歯と歯は、それぞれの歯の両側でぴったりくっついてしまいます。歯車の歯と歯が接すると、そこにはわずかですが摩擦力が働きます。歯車を回転させるためには、この摩擦力に打ち勝たなくてはなりません。もし、歯の両側で摩擦力が働くようになると、回転を伝えるためには、歯の片側の摩擦だけを考えたときよりも大きな力が必要になってしまいます。歯車に余分な力がかかることによって、回転はぎくしゃくしたものになり、まったく動かないということも起こります。適度なバックラッシュがあることによって、歯車はなめらかに回るのです。バックラッシュは、とても重要な積極的な役割があるのです。

● 磁気の影響による針ズレ:

針の「遅れ・進み・止まり・誤った時刻表示」などの原因となりますアナログ時計は、針を動かすために磁石の性質を利用したモーターを駆動させる方式を採用していますが、このモーターは強い磁気(オーディオ機器のスピーカー、磁気ネックレス、携帯電話など)を発生する機器に近づけるとモーターの回転に影響を受け、針の「遅れ・進み・止まり・誤った時刻表示」などの原因となります。外部からの磁気の影響がなくなると、再度正常に動き始めますが、針ズレが残りますので針の位置の修正が必要になります。

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● 腕時計の防水 (ケース) :

ORIGINAL GRAIN腕時計には防水ケースが採用されております。モデルにより3気圧防水 (3ATM) 、5気圧防水 (5ATM) 、10気圧防水 (10ATM) 、20気圧防水(20ATM)と採用している防水ケースが異なります。

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● りゅうずの位置と操作 (引き出し式りゅうず)

りゅうずは下記のイラストのように引き出して使用します。お買い上げいただいた時計は、イラストと異なる場合があります。

0位置(通常位置):何も機能しません(セット時)

1位置:カレンダーを修正します。

2位置:時刻を合わせます。

 

● 時刻/日付の合わせ方:

【時刻・日付を合わせる際の注意事項】

腕時計には通常、時刻調整・日付変更禁止時間帯がございます。その時間帯というのは、腕時計上の時刻の午後8時~午前4時の間の時間帯です。

この時間帯は、腕時計内部のカレンダー板の歯車と時間表示の歯車が嚙み合っている時間です。もしこの時間帯に無理やりリューズを回して調整すると、歯車が欠けてしまう可能性があり、故障、破損の原因になる場合があります。ご自身で時刻合わせや日付・曜日を修正される際はくれぐれもお気を付けください。

時間/日付合わせをするまえの準備: 時計の針(長針と短針)を一直線にすることです。つまり6時の位置に針をあわせることが重要になります。またその際は必ず針の位置が午前なのか午後なのかということも確認しておいてください。

針の位置が午前/午後を調べる方法: 針を時計まわりにゆっくりとまわし0時前後で日付表示が切り替わるかどうかということで判断します。針の位置が0時になっても日付表示が次の日付に切り替わらなければそれは昼の0時ということ。逆に0時前後から窓の数字が動き始めていく場合は夜中の0時ということになります。時計が半日ずれてしまうと、昼頃に日付が変わってしまうという状況になってしまうので注意が必要です。

時刻・日付調整をしてはいけない時間帯: 午後9時から午前4時の間はカレンダー送り車がカレンダーとかみ合っている状態なので、りゅうずからカレンダーに別の力を加えると二重に力が加わることになります。そのため、部品が破損したり、翌日になっても日付が変わらない場合がありますのでこの時間帯はカレンダー合わせをしないようにご注意ください。

1. りゅうずを2の位置に引き出して針を進め0時で日付が変わるのを確認します、さらに針を進めて6時に一旦セットします。次に、りゅうずを1の位置に戻して、日付を早送りし目標の日付の1日前にセットして、再びりゅうずを2の位置まで引き出します。

2. りゅうずを回転させて時間を進め、0時を超えさせて、日付を目標の日付に送り、現在時刻を確認して時間を合わせます。

3. りゅうずを0の位置に戻してセット完了です。このようにすれば、カレンダー機構に負担をかけることなく、また針を逆回しすることなく、日付合わせ、時間合わせができます。

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● Barrel 46mm:時刻/24hサブダイアルの合わせ方:

 

1. 上記右側イラストのようにりゅうずを1の位置に引き出して針を進め0時で24hサブダイアルが24時に位置していることを確認します。24hサブダイアルが24時に位置している時は午前12時、12時に位置している時は午後12時となります。時刻を設定する際は午前と午後を確認の上設定してください。

2. りゅうずを回転させて時間を進め、現在時刻を確認して時間を合わせます。

3. りゅうずを押し込めばセット完了です。

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● Barrel 42mm:時刻/曜日の合わせ方:

 

1. 上記右側イラストのようにりゅうずを1の位置に引き出して、りゅうずを上側回し曜日を早送りし目標の曜日の1つ前の曜日にセットします。

2. りゅうずを1の位置のまま、りゅうずりゅうずを下側回し日付を早送りし目標の日付の1日前にセットします。

3. 上記右側イラストのようにりゅうずを2の位置に引き出して針を進め0時で日付・曜日が変わるのを確認します。午前12時をさしております。

4. りゅうずを回転させて時間を進め現在時刻を確認して時間を合わせます。

5. りゅうずを押し込んでセット完了です。このようにすれば、カレンダー機構に負担をかけることなく、また針を逆回しすることなく、日付合わせ、時間合わせができます。

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● Rugged:時刻/曜日の合わせ方:

 

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● Alterra Chronograph スペック

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● クロノグラフ針の0秒位置合わせ方 (通常時は動きません)

クロノ針の0秒位置がずれている場合は。0秒位置合わせを行ってください。また初期設定時、電池交換後も0秒位置合わせを行ってください。

1. りゅうずを2の位置まで引きだします。

【注意】りゅうずを引き出す前に必ずねじロックを解除してください。ロックを解除せずにりゅうずを引き出すとりゅうずが破損しますのでご注意ください。

2. ストップウォッチファンクションボタン (2時位置ボタン) を押してクロノグラフ秒針を0秒位置に合わせます。ボタンを押しつづけると早送りできます。

3. りゅうずを押し込みま、ロックして完了です。

4時位置ボタンを押してクロノグラフ各針が0秒位置にリセットされることを確認してください。

※クロノ針が0秒位置に戻っていない状態でりゅうずを押し込まれると針の止まっている位置を0秒位置と認識してしまいます。その場合は再度0秒位置合わせを行ってください。

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● ねじロック式りゅうずタイプの時刻/日付の合わせ方:りゅうずタイプの確認は各商品ページにてご確認ください。

ねじロック式りゅうずの場合は必ず下記の手順後に時刻/日付の合わせてください。時計を操作しないときにボタンをロックすることで、誤操作を防ぐことができます。時計を操作するときは、ロックを解除してください。ロック時に無理やりりゅうずを引っ張るとりゅうずが破損する場合がありますのでご注意ください。

● ねじロックりゅうずを解除する(初期設定時はロックは解除されています)

りゅうずが飛び出すまで、りゅうずを左に回す(腕時計を正面に向け下方向に回す)ねじロックが解除されると、ロック解除の節度感と同時に左図のようにりゅうずが少し飛び出します。このりゅうずの位置が通常位置(0段位置)となります。

● ねじロックりゅうずをロックする

りゅうずの位置が通常位置(0段位置)であることを確認し、りゅうずを押し込みながら右(腕時計を正面に向け上方向)に回し、しっかり締める。締めすぎるとねじ山がつぶれるおそれがありますのでご注意ください。

● ねじロック式りゅうずの取扱い注意点:

1. ロックの締め忘れがないようご注意ください。

2. ねじロック式りゅうずを強く絞め過ぎることによるねじ山の破損

3. ねじロック式りゅうずを間違った角度、方向で締めたことによるねじ山の潰れ

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● ウッド部分のお手入れ方法

ORIGINAL GRAIN腕時計は100%ナチュラルウッドを使用しておりますので、その自然素材の持つ美しさを保つには、通常の木製品と同じケアーが必要です。

ご使用年月に伴い、何ともいえない魅力的な色に変化します。肌から出る油分と肌との摩擦により、使い始めの頃よりも深みのある外観になってきます。定期的なお手入れをお薦めします。

乾いた柔らかい布にとった少量の木製品専用オイルやクリームを腕時計のウッド部分を軽く馴染ませる程度に拭いてください。その後、別のキレイな乾いた布で乾拭きしてください。必ず余分なオイル、クリームはふき取ってください。

また直射日光が直接当たる場所や、高温な場所に腕時計を長時間放置されないようにお気を付け下さい。紫外線や、高温が細かな木のひび割れを生じさせる危険性があります。(これは木の特性であり、商品の瑕疵ではございません)さらに暖房や冷房などの排出口(暖炉、加湿器やファンヒーターの近くを含む)などに長時間置かないようにお気を付けください。極端な温度変化は、あらゆる質の高い木製品にダメージを与えてしまう可能性があります。

● レザーバンドのお手入れ方法

1. 腕時計からレザーベルトを外し、キレイな綿布を少し湿らせベルトの表面を拭いてください。

2. 少量のサドルソープ、もしくはハンドソープをベルトになじませ、余分なソープを湿った綿布でふき取ってください。

3. 日陰でレザーベルトを乾燥させてください。レザーベルトの装着は完全に乾いてから行ってください。

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Thank you for being a part of the OG Family, & Stay Original !!!

ORIGINAL GRAIN JAPAN